食品ロスをなくして必要な人に届けたい!【ママプロジェクト vol.4】

子育てという経験を積んだからこそ、仕事や活動に出会い、日々奮闘するママを紹介する「ママプロジェクト」。今回は、食品ロスをなくして必要な人に届けたい!という強い思いから、フードバンクを立ち上げた、NPO法人フードバンクイコロさっぽろ代表、片岡有喜子さんのお話です。

※この記事内の情報は、2020年3月10日現在のものです。

食品ロスの光景を見て、いてもたってもいられなくなった私

 以前勤めていた会社で、事故や病気で生活に困っているご家族を見てきた片岡さん。「ご主人が働けなくなり収入源がなくなる」など、食べるのに困っている方がいる一方で、ニュースでは農家で豊作になったキャベツを破棄している、飲食店では賞味期限が切れたものが捨てられていく…。何か有効活用する方法はないのかと、もやもや過ごす日々だったという。

 それが2年前に突然行動を起こす。食品ロスをうまく活用して困っている人を助ける団体「フードバンク」を始めることに決めた。
 思いたったら止められないくらいの情熱があふれてきたと片岡さんは言う。
「私はずっとこれがやりたかったんだ!と確信しました」
 そうして自分の気持ちに気付いたとき、周りに反対する人は誰一人居なかったという。

私がやってもいいんだよね?と手探りで始めたフードバンク

 すごい人しかできないと思っていたフードバンク。ネットで調べたり、関係各所に連絡したり、積極的に動いた。すると遠い存在だと思っていた方から返事をもらえたことから、徐々に自信もついてきたそう。
 周りに勧められ、クラウドファンディングを実施。そこで資金も集まり、必要な資材を買った。
 2019年より法案が決まりメディアからの注目が集まるようになり、支援も、届け先も増えたという。

フードバンクのこれから

 最近は、飲食店で余った食品を安価で購入できるアプリも開発されてきており、さまざまな形で食品ロスが減ることはいいことである。

「これからはアプリも食品ロスに重要な役割を果たしていくと思います。私が目指すのは 食品ロスを減らすこと、困窮世帯を減らすことなんです。本来はフードバンクへの相談がなくなり、団体が必要なくなるのが理想の社会。それを目指して、ひたすら頑張ります!」

と、 これからも困った人に必要なものを届けるために、無理のない支援を心掛けている。

※この記事は、『ままここっと 札幌版 Vol.04(2020年3月10日発行)』掲載「ママプロジェクト」をWEB用に加筆・修正したものです。記事内の情報は2020年3月10日現在のものです。

 

片岡有喜子さん

NPO法人フードバンクイコロさっぽろ 代表。
10歳女の子、7歳男の子のママ。

NPO法人フードバンクイコロさっぽろ

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