ママの笑顔でハッピー子育て vol.3 子どもに必要なのは「ヘルプ」?「サポート」?

テーマ 子どもに必要なのは「ヘルプ」?「サポート」?

あなたは、子どもと関わる時に「ヘルプ」をしていますか?
それとも「サポート」でしょうか。
実はこの2つ、似ているようで大きく意味が違います。
子どもの「自分でできた」が増える子育てを意識しましょう。

「ヘルプ」と「サポート」は どう違う?

 「ヘルプ」も「サポート」も、どちらも「助ける」という意味があります。
同じ「助ける」でも、どう意味合いが異なるのでしょうか。職場での例を挙げましょう。
◯「山田さんのヘルプをお願い」
◯「山田さんのサポートをお願い」
 なんとなく、違いますよね。「ヘルプ」は、その人に代わって行う身体的な援助のこと、「サポート」とは、その人が行えるようにする精神的な援助のことをいいます。

 例えば、3歳の子どもが上着のボタンをとめられずに困っていたとします。それを見たママが、ボタンをすべてかけてあげるのは、「ヘルプ」と「サポート」のどちらでしょうか?
 正解は、「ヘルプ」です。「ヘルプ」は、子どもにできる力があっても他者からの援助でできてしまった状態をいいます。
この時の子どもは「ママにボタンをしてもらった」という気分です。
もしもママが、「一番下のボタンだけかけてあげるね」と見本を見せ、残りのボタンを子どもが自分でかけたとしたら、この時の子どもは「最後まで自分でできた」という気分になります。こちらは「サポート」ですね。

 モンテッソーリ教育の創始者であるマリア・モンテッソーリは、「親の役割は、子どもができるようにサポートすることである」と言っています。
子どもができるように励まし、「自分でできた」を増やせるように関わるのが、子育ての理想といえます。

子どもをサポートするために必要なこと

 とはいえ、いつもそんな風に関わるのは難しいですよね。
手を貸して「ヘルプ」をした方が、早く・きれいに・間違いなくできるのですから。
では、子どもを「サポート」するために必要なことは、一体なんでしょうか?

 答えは、「親自身の心や時間の余裕」です。おいしいコーヒーを味わう、好きなアーティストのライブ思いきりはしゃぐ、ランニングで汗を流す…など、五感に刺激を与える心のサプリをたっぷり摂って、活力を得るようにしましょう。親の余裕が、子どもの「サポート」につながるのです。

アドバイザー
石谷二美枝さん 

コーチングプラス代表。
子育てコーチとして2004年に独立。
メンタルトレーナー。
「良いお母さんより幸せなママに」というテーマ
で幼稚園、小中高校、自治体、行政など、子どもから
大人まで幅広く研修、講演を行っている。

コーチングプラス

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